2020-11

ラジルエの書

英知の樹

土の民達は知らない、彼らは「知の奴隷」と呼ばれていることを。 これまで数えきれないほどの「知」、すなわち記憶を喰らってきた英知の樹だが、一度だけ吸収することができなかった魂があった。その魂はまるで守られるかのように、別の魂が...
物語

翡翠の目

美しい緑色をした目。とある一族のみが宿す。世界を見る目と比喩されるほど、その目は特殊であった。 世界で唯一その目を宿すことを許された者がいた。彼は賢く聡明であり、容姿端麗、能力も申し分なかった。彼はその目で世界を見ることを許...
ペルの書

森の民の家

天からの贈り物を受け取る木として、この木には加護があるとされ、この木で家を作ることで神に守られると考えられている。
ペルの書

レミ・ルルク

戦えば戦うほど心臓や血管に負担がかかり寿命は短くなっていく。家族を守るのは雄の役割であり、そのため雄の方が短命である。文字通り命がけで家族を守るのである。余談だが、飼育されているレミルルクは、野生に比べかなり長生きだという。 ...
ペルの書

ゴーレム

ゴーレムの外皮は、食べたものが一度分解され再構成されることで作られる。別の木と別の木を食べ、分解、再構成され、合わさる事で柔軟性が高く、衝撃吸収に優れた木材や。岩と木が合わさり非常に頑丈な木材など、純粋な自然界では手に入れる事ができない特...